悩みを消すのが苦手な人
「一度悩むとなかなか気持ちを切り替えれない。日常のストレスや落ち込み、先ゆきの不安から解放されたい。悩みを根本的に解決する方法を教えてください。」
こういった疑問にお答えします。
本記事の内容
- 根本的に悩みを消す方法を紹介します
- 悩みを消して、悪い人間関係を断ち切った話
本記事の信頼性
もともと私は、超がつくほどのネガティブ思考でした。
気持ちの切り替えが苦手で、不運や失敗があると悪い方向に考えて長時間悩んでいました。
自分で解決できないので、仲の良い先輩や友人にいつも悩み相談していました。
今は自分の力で悩みを消すことができるので、悩む時間がほぼ無くなりました。
逆に悩みをきっかけに改善行動をとれるようになったので、仕事の生産性が上がり、良い人間関係も築けるようになりました。
※5分ほどで記事は読み終わります。
根本的に悩みを消す方法を紹介します
手順①:心の反応に気づく
ムダな心の反応をやめましょう。
悩みは「マイナスの心の反応」がきっかけで生まれます。
マイナスの反応に気づくことができれば、ムダな反応を止めることができます。
マイナスの反応を客観的に観察し、言葉にしてみましょう。
手順は以下の通り。
- 自分の中のマイナスの反応を観察する
- その反応を言葉にする or 紙に書き出す
場面:心無い相手の態度
①自分の心を観察し、”ムカムカしている”ことに気づく
②「自分の心がムカムカしているな」と言葉にする
→自分の反応を客観的に見つめることで、"怒り”という感情を防ぐことができる。
”瞑想”で反応に気づく訓練をする
うまく心の反応に気づけないときは、瞑想をしてみましょう。
自分の体の動きに集中する訓練を積むことで、心の反応に気付けるようになります。
精神安定や集中力UPの効果もあるため、一石二鳥です。
瞑想のやり方は色々あるのですが、私が実践しているシンプルな方法を紹介します。
- 椅子に腰掛け軽く背筋を伸ばし、膝の上に手を乗せる
- 1から5まで数えながらゆっくり息を吸う
- 1から6まで数えながらゆっくり息を吐く
- ②③の往復を10回繰り返す
ポイントは、呼吸と数字を数えることのみに集中することです。
参考書籍
悩みの原因を教えてくれた書籍です。
一般的な自己啓発本とは違った視点で、仏教の教えをもとに分かりやすく解説しているので興味ある方はぜひ。
手順②:自分が解決できることなのか確認する
自分が解決できないことを考えるのをやめましょう。
自分のコントロールできない事柄は、自分では解決できません。自分のコントロールできない事柄とは、他人の欠点や周りの環境などです。
他人の欠点はその人自身にしか解決できません。
自分がコントロールできる事柄・解決策は何かを明確にしましょう。
具体例
悩み:上司の言い方がキツい
自分がコントロールできないこと
→上司がキツい言い方を直す
自分がコントロールできること
→自分が同じ指摘をされないようにする
解決策:指摘された行動を改善する
ポイントは、自分を主語にして考えることです。
他人が問題のことも多々ありますが、解決策を考えるときは”自分がどうするか”をまず考えてみましょう。
手順③:自分ができることに集中し、あとは自然の流れに任せる
自分ができることに注力し、やりきったあとは時間に解決させましょう。
自分のなすべきことに集中すれば他のことが気にならなくなるし、やり遂げあとに納得が残るのでそれだけで心が楽になります。
また常に状況は変化するので、一生悪い状況が続くことはありえません。
やるべきことをしたら、あとは自然の流れに身を任せましょう。
もし自分のなすべきことを果たしても、なかなか良い状況にならなければ「逃げる」を選択しましょう。
「逃げる」の具体例
- 上司の言い方がキツいなら、極力話さないようにする
- 人間関係が辛いなら、人事に移動願いを出す
- 人間関係も仕事も辛いなら、転職する
「逃げる」は自分がコントロールできる立派な解決策の一つです。
自分の人生を変えられるのは自分だけです。
辛い状況を我慢することで悪い方向に向かっていると感じるのであれば、「逃げる」ことで悪い状況を回避しましょう。
悩みを消して、悪い人間関係を断ち切った話
自分が変われば、周りの環境も良い状況に変わっていきます。
自分のプラスのパワーが周囲に伝われば、周りの人達がより良い状況になるよう動いてくれます。
嫌いな上司が異動した話
4年前、言葉がキツく相手の思いやりに欠ける嫌いな上司がいました。
当時の私は「あんな上司の言い方は間違っている。直すべきだ。」と、自分のコントロールできないことばかり考えて何も行動しない日々。
上司からの叱責にストレスを抱える毎日。
今のままでは現状は変わらないと思い、まずは自分が変わることにしました。
上司は相手の短所を的確に指摘するのが得意だったので、指摘されたことを一つ残さず改善することに決定。
指摘内容は全てメモにとって問題・原因・解決策を分析し、上司に都度レビューしてもらいました。
解決策は必ず実践し、改善できなかったことは振返りを行い、新たに解決策を立案して行動するようにしました。
A4ノート6冊を真っ黒にして3年間改善し続けた結果、上司からからほぼ指摘されることがなくなり、仕事の生産性も自然と向上しました。
叱責は減ったのですが、定時後に急に仕事を依頼されたり、飲み会でイジられたりすることは無くならず、根本的な悩みの解決には至りませんでした。
そこで私は、上司から「逃げる」ことにしました。
- 上司と勤務時間をズラすため、朝残業を始めて定時退社するようにした
- 飲み会では離れて席に座るようにした
- 部長やマネージャーに、異動願いのお願いを1年間し続けた
「逃げる」ことを始めて1年後、私ではなく上司が他部署に異動することになりました。
後任の上司から話を聞いたのですが、以下2点が異動の理由でした。
- 現部署での自分の活躍を期待されていた
- 善人の上司は後輩育成に難があったことを、部長やマネージャーが認知していた
「自分が変われば、周りの環境だって変えられる!」
そう確信した貴重な経験でした。
できることから始めよう
いきなり他人の目を気にせず大きく行動するのは難しいと思います。
なのでまずは、手順①の自分の心をコントロールすることから始めてみましょう。
徐々に悩みが消えていったら、自分ができる行動を増やしていきましょう。
小さなことでも日々積み重ねていけば、きっと人生を好転させられるはずです。
人生をより良くしたいと思いここまで読んでくださった皆さんを、私は全力で応援します。
これからも良い情報を全力で発信していきますので、一緒に頑張っていきましょう!
今回は以上です。